〔シゴカル〕転職を考える前にチェックすべきポイント

転職エージェントを利用するメリットやデメリット、失敗しないエージェントの選び方について解説します。転職に必要な情報やノウハウを提供してくれることや、求人情報を収集・提供してくれることなど、エージェント利用のメリットについても詳しく説明します。

女性向けに特化した転職サイトを選ぶべき人とそうでない人の違いを紹介

2023年06月29日 14時56分

女性が転職サイトを利用する際に、登録者数の多い一般的な転職サイトを使うのか女性求人専用のサイトを使うのかは悩ましい問題となります。
同じ女性であっても年齢や職歴、転職の理由によっても考え方は変わってくることから、正確な答えを出すことは難しいともいえるでしょう。
転職サイト女性利用者は男性以上に自分の属性を把握して最適な選択をする必要があります。
ここでは簡易的にですが、女性向けの転職サイトを使うべきケースとそうでないケースについて説明していきましょう。

女性求人特化型の転職サイトを使うべきケース


女性求人に特化しているタイプの転職サイトを使うべきなのは、女性特有の仕事への転職を希望しているケースになります。
たとえば看護師や保育士といった職業の求人は女性向けの転職サイトに偏って掲載されることが多くなります。
他にもネイリストやエステティシャンといった女性特有の専門職についても女性特化型の転職サイトの方が魅力的な求人は多いと考えておいていいでしょう。
その理由としては、こうした職業ではすでに一定のキャリアを持っている女性を採用したいという意識を持つ企業が求人を出していることが挙げられます。
広く一般に求人を出してしまうと未経験者や年齢面でミスマッチとなる応募が増えてしまうため、最初から求人を目にする女性の数を絞って「理解している人」に応募してもらおうと考えているわけです。
そのため、条件が合致すれば好条件の転職ができる可能性は高くなるでしょう。

女性向け転職サイトの利用を避けた方がいいケース


女性向け求人に特化した転職サイトは必然的に求人数が一般的なサイトよりも少なくなります。
またサービスの規模自体が小さくなり優秀な転職エージェントの助けを借りられないといったケースが起こることも想定しておくべきでしょう。
そうしたことから給与アップや待遇改善を目的としたアッパー型の転職に関しては、女性向け転職サイトを使うのは避けるべきです。
大手の転職サイトなら男女両方の案件を扱っているからといって女性が不利になるということはないので、純粋にサービス内容や求人数で転職サイトを選んでしまったほうがいいでしょう。
また具体的な転職のイメージがまだ持てない段階で情報収集をしたいときにも、一般的な転職サイトを中心に勉強していくのがおすすめとなります。

女性の転職活動は男性よりも厳しい戦いになることが多く、転職を成功させるにあたっては転職サイトのサポートを得ることは必須に近い条件となってきます。
しかし女性だからという理由だけで女性求人に特化した転職サイトを使っていると、求人数そのものが少なく希望するような条件の転職先がなかなか見つからない事態となってしまうでしょう。
女性向けの転職サイトは希望する職種と職場条件がかなり絞り込まれた段階で、同じ業界内を移動するのに使うのが一番効率的となります。
別業種に移動したい場合や一気に収入を上げたい場合などは、より求人数の多い転職サイトを使うようにしましょう。